甲賀組第一部法然上人二十五霊場

正福寺
Shofukuji

<<本尊>>
大日如来(国指定重文)阿弥陀如来

堂宇
本堂 山門 鐘楼 織田信長の焼討ち及び宝暦6年の火災により同12年に再建落慶し、昭和38年本堂屋根修復 平成7年庫裡を改築

由緒
天平5年(732)良弁を開基とし、聖武天皇の頼願所として七堂伽藍、僧房十八、交衆十二を備えていたが元亀の兵火にあい、すべて焼失。しかし本尊大日如来、薬師如来、十一面観音、子安地蔵などその難をのがれた。
明暦年間中に寂誉によって浄土宗に帰依、正徳3年(1713)本堂再建立。またもや宝暦6年(1756)火難にあい全て焼失。宝暦7年尋誉によって本堂を再建し、続いて14代眼誉により宝暦12年山門、鐘楼を完成させた。12代尋誉のときは六斎念仏、不断念仏を創始し、結衆講は現在も続けられている。昭和22年正福寺塔中の清寿寺並びに永巌寺を当時に吸収合併し現在に至る。

什宝


彫刻 胎蔵界大日如来(平安時代、国指定重文)
薬師如来(平安時代、国指定重文)
十一面観音立像4躯(平安時代、国指定重文)
子安地蔵半伽像(鎌倉時代、国指定重文)
金工品 鰐口(元享2年11月2日作、県有文)
建造物 石造多宝塔(貞観3年の銘、県有文)
石造五輪塔(室町時代、町指定)
石造三十三観音(昭和初期)
絵画 十三仏画(室町時代、町指定)
山越阿弥陀如来画(江戸時代、町指定)
釈迦涅槃図(江戸時代)

レポート記事

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No.22番
本霊場百萬遍知恩寺
寺院名正福寺
所在地滋賀県湖南市正福寺409
連絡先電話番号0748-72-0126
FAX0748-72-0169