甲賀組第一部法然上人二十五霊場

西栄寺
Saieiji

本尊 阿彌陀如来

寺号
山号 安養山 院号 松尾院

堂宇
本堂  木造 瓦葺き 30坪
鐘楼  木造 桁間2間 平成元年再建
山門  間口2間
地蔵堂 木造2坪
衆会堂 木造 一部二階建て 18坪 平成9年再建

由緒 開基不詳(平安末期) 中興開山 鏡誉存長大徳
西栄寺は平安時代、藤原氏の荘園として庇護を受けていた陶工集団が、本尊・持仏として当時の一流仏師により造仏し、村内の安如山頂に氏寺を創建し、日夜礼拝し護持したことに始まる。更に鎌倉時代より発達してきた忍者集団の内、八田氏が天台宗山伏系の忍者として安如山頂の寺を氏寺として八田一円を領有していた。しかし、織田信長、豊臣秀吉の相次ぐ忍者狩りに合い、八田一族は一掃されてしまい、山上の氏寺も焼け落ちた。かろうじて信仰厚き村人たちによって仏像を救出し、村内の地蔵堂横に小寺を建立して、村民の氏寺として大事に守り継がれてきた。元和3年以来、江戸幕府末期まで、江戸の旗本・国領半兵衛氏の知行地とされ、その後寛文11年、浄厳院の僧侶、鏡誉存長大徳と称誉然龍大徳の師弟により、現在の地に西栄寺として再建され今日に至っている。

什宝
木造阿彌陀如来座像
国重要文化財
木造薬師如来座像
国重要文化財
木造地蔵菩薩座像
平安末期作

境内 312坪

レポート記事

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No.9番
本霊場當麻寺奥院
寺院名西栄寺
所在地水口町八田358番地
連絡先電話番号0748-62-1541
FAX