阿彌陀院
Amidain
本尊 阿弥陀如来
堂宇 本堂 老朽の為、昭和50年6月再建 木造入母屋造 53坪
地蔵堂 昭和59年8月再建 2坪強の小堂
鐘楼 木造 桁間2間 築不詳ながら寛政6年(1794)明治26年(1893)大修理の札あり 平成7年にも大修理
由緒 天平年間(729~749)良辨僧正により、小菩提寺末寺として建立されたが、元亀元年(1570)の兵火により、小菩提寺と数多くの寺院財宝が灰と化し、天台宗阿弥陀院も焼失したと伝えられる。時は経過し て、正徳元年(1711)阿弥陀如来を推載して改宗、浄土宗円満山阿弥陀院が現在地に創建された。
その後、進誉上人(入寂1750)(中興)の堂宇整備を得て270年間風雨に耐えたのが前本堂である。
堂内には、多くの仏像が祭置されてあるも、作者、年代等も不詳のもの多く、修復を考えなければならない現状である。
什宝 仏像 阿弥陀如来(伝教大師作と伝えられている)
脇士 観音菩薩 勢至菩薩
善導大師 元祖大師
薬師如来(行基菩薩作と伝えられている)
十一面観世音菩薩
釈尊誕生佛
地蔵菩薩
開基良辨僧正古木坐像
不動明王
役の行者 等々
軸 涅槃図 丈7尺9寸5分 巾5尺
享和2年(1802)正月購入とあり
地蔵堂の石地蔵 総丈6尺 御丈4尺4寸5分 丈巾2尺9寸5分 願望成充の霊験ありと日参する人多し
其他 昭和50年迄、老朽化した行者堂(3坪程)もあり、本堂下より湧き出す薬師の水は、如何なる干抜にも涸れることなく流れている。
かつては、修行の地であったように思われる。
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No. | 15番 |
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本霊場 | 源空寺 |
寺院名 | 阿彌陀院 |
所在地 | 湖南市菩提寺1100番地 |
連絡先電話番号 | 0748-74-1040 |
FAX |